16歳 高校生男子 短距離選手
三カ月前、走る際の腰痛で整形外科へ。
腰椎終板障害と診断され安静にしていれば2,3カ月で治ると言われたが、痛みが引かず当院に来院。
話を聞くと1カ月先にある大会の選手に選ばれているという。
100mを11秒台で走るスプリンターだった。
大会までには何としても全力で走りたい。
痛む場所は腰というより、もっと下の右仙腸関節のあたりだという。
これって終板障害の痛みというより、メインは別だろうな。
早速検査と触診をすると、骨盤は歪み、腰背部、臀部、大腿部にものすごいハリが。
これは何があってもおかしくない。
全身を整えてから、腰背部、臀部、大腿部の疲労を取り除いてゆく。
歪みはとれてきたが、筋肉のハリがビクともしない。とにかくやれるところまでやってみる。
1回目はハリは残ったが、仙腸関節を整える自己療法を紹介し、頻繁にやってもらうよう伝え終了した。
翌日のダッシュで痛みは出なかったという。
しかし翌々日ダッシュすると、右の仙腸関節ではなく、今度は左の腸骨稜周辺が痛み、それ以上走るのをやめた。
これはよくあることなのだが、痛めているところがいくつも重なっている場合、1番痛むところが無くなると、次に痛いところを感じ、それが無くなるとまた次へと、まるで痛みが移動しているような錯覚に陥る。しかしこれは痛みが一つ一つ消失しているだけなのだ。
2回目の施術も疲労でパンパンになった部分をメインに施術。大分左右差もなくなり、筋肉のテンションも下がってきた。
全力で走るのは少し休んでもらい。5日後に3回目の施術。かなり回復していると判断し、大会に向けて少しづつ走る速度をアップしていくことに。
大会の数日前に予約をとってくれた。
まさかまだダッシュは早かったか、また痛みが出てしまったのでは、と懸念していた。
4回目の施術。
「全力でダッシュでもまったく痛くないのでガンガン練習してます!大会前なので念のため」
「おお~よかった」内心ホッとしながら施術を開始した。
この選手の場合、競技のほとんどが個人戦なので、チームメイトといえど、まわりは皆ライバル。あらゆるスポーツ障害を劇的に回復するこの療法の存在は内緒にしているらしい・・・
自然形体療法は痛みや症状の回復だけでなく、優れたトレーニング理論も提唱しています。本気のアスリートにはこっそり一部を伝えています。
この理論を守り、定期的に疲労を解消していけば、この選手ような優秀なスプリンターならオリンピックも夢ではないと思います。
石川
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さくらがおか自然形体院
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